June 03, 2005
スロヴァキア・ブラチスラヴァとモドラ訪問
7時30分,プラハ中央駅から国際列車ハシェク号(JAROSLAV HASEK)に乗り込み,400km約5時間のブラチスラヴァへの列車の旅.ブラチスラヴァ駅で迎えにきてくれたポロブチャン教授と再会.まずはスロヴァキア科学アカデミーで昼食を食べた(飯は結構まずかった).その後,アカデミーと動物園の裏手にある物理研究所を軽く見学し,暫しアカデミックなお話などをした.写真はオフィスからの景色.山の向こう側がブラチスラヴァ中心街である.
ブラチスラヴァ城は,市内を見下ろせる高台の上に鎮座している堂々としたゴシック様式の要塞(第二次世界大戦後に再建).四隅に立つ塔が特徴的だ.実物は素っ気無い城だが,ここからのドナウ川眺望は必見である.
城からの眺望.ドナウ川に掛かる展望タワーを持つ新橋(Novy Most)と隣国オーストリア・ウィーンとを結ぶフェリー.国境はすぐそこである.背景には,パネラーク群が見える.ブラチスラヴァの人口は約40万人,プラハの1/3ほどである.
ポロブチャン教授の案内で,市内の殆ど全てを車で案内して頂き,夕方のバスターミナルから一人で50km郊外にあるモドラ(Modra)へ移動(47Sk;スロヴァキアコルナ).ヘルモニア(Hermonia)で親友ユレイと会い,研究所の官用車(50年代のロシア製のLADA)で約5km離れた山中にあるモドラ天文台へ移動.モドラ天文台は昨春以来の訪問である.
特製シチューを頂きドームへ行くと,60cm望遠鏡は小惑星観測の準備をしていた.焦点距離3mちょっとの主焦点部にCCDが付いており,視野角30分のFOVで観測を行っているそうだが,現在,トラッキングに問題を抱えているとのこと.屋上へ出ると流星観測用の全天カメラがある.このカメラ(右)で撮影された1998年しし座流星雨の火球ナイトの写真は世界を驚かせた.ユレイと観測用の新たな装置とソフト,様々なアイデアなどを議論した後,小生がPCを使ったシュートプレゼンテーションを天文台の方々に行った.
スロヴァキア・モドラ観測所でユレイらが観測した1998年しし座流星雨.
まるで「ハウルの動く城」のようなモドラ天文台ドーム.この中で衣食住と観測の全てが行われている.ドームも望遠鏡も動く.
城からの眺望.ドナウ川に掛かる展望タワーを持つ新橋(Novy Most)と隣国オーストリア・ウィーンとを結ぶフェリー.国境はすぐそこである.背景には,パネラーク群が見える.ブラチスラヴァの人口は約40万人,プラハの1/3ほどである.
ポロブチャン教授の案内で,市内の殆ど全てを車で案内して頂き,夕方のバスターミナルから一人で50km郊外にあるモドラ(Modra)へ移動(47Sk;スロヴァキアコルナ).ヘルモニア(Hermonia)で親友ユレイと会い,研究所の官用車(50年代のロシア製のLADA)で約5km離れた山中にあるモドラ天文台へ移動.モドラ天文台は昨春以来の訪問である.
特製シチューを頂きドームへ行くと,60cm望遠鏡は小惑星観測の準備をしていた.焦点距離3mちょっとの主焦点部にCCDが付いており,視野角30分のFOVで観測を行っているそうだが,現在,トラッキングに問題を抱えているとのこと.屋上へ出ると流星観測用の全天カメラがある.このカメラ(右)で撮影された1998年しし座流星雨の火球ナイトの写真は世界を驚かせた.ユレイと観測用の新たな装置とソフト,様々なアイデアなどを議論した後,小生がPCを使ったシュートプレゼンテーションを天文台の方々に行った.
スロヴァキア・モドラ観測所でユレイらが観測した1998年しし座流星雨.
まるで「ハウルの動く城」のようなモドラ天文台ドーム.この中で衣食住と観測の全てが行われている.ドームも望遠鏡も動く.