August 22, 2006

太陽系惑星の新決議案(8月22日)

4305b028.JPG今日はコンサートの開催されたコングレスホールで12:45から会議が開かれた。

以下、本日の惑星定義会議で提出された改定案。

冥王星の捉え方と、全体の文面がより明瞭に記された点が改訂箇所だと思うが、やはり冥王星をどうしても惑星としたい、アメリカの思惑が感じられる。
会場参加者の多数決では、Reso-6,Reso-7は(小生も含め)共に圧倒的に反対派が占めていた。

公聴会だったので、各コミッションからの代表意見や、反対意見の応酬だった。

IAU総会でこのような全体会議が設けられるのは初めてのことなので、大変貴重な意見交換会だったのではないかと思う。


☆ Resulution-5(draft)

(1)Planetは、(a)rigid body forceに勝る自己重力を有する十分な質量を持つ
天体、すなわち hydrostatic equilibrium(ほぼ球形)を持ち、(b)恒星の周
りを回る。そして、恒星でも惑星の衛星でもないもの。

(2)我々の太陽系では、"classical planets"(as the dominant objects in
their local population)と"dwarf planets"に区別する。

(3)太陽を回る全てのnatural non-planet天体、現時点では、asteroids,
NEOs, Mars-, Jupiter-, Nepture-Trojan asteroids, most Centaurs,
most TNOsとCometsをひとまとめにして、"Small Solar System Bodies"と呼
び、"minor planet"という呼び名は使わない。


☆ Resolution-6(draft)

上述の科学的定義により、近年発見されている巨大TNOsも含め、Pluto(冥王星)は
dwarf planetである。"classical planets"と対照的な点は、これらの天体は
200年以上の軌道周期と、典型的には高い軌道傾斜角と離心率を有する。
Pluto(冥王星)を prototypeの新しい天体と位置付け、'XXXXX'と呼ぶことにす
る。MPCは、新しい区別したカテゴリーを設けて登録するように提案し、
Plutoをその最初の天体とする。

XXXXX = plutons,plutoids,plutonids,plutonoids,plutinos(already used)
Or,...
Tombaugh Objects,Tombaugh Planets, plutians

☆ Resolution-7(draft)

IAUは更に以下の決議をする:

2つかそれ以上の天体で構成される多重系では、単独で惑星の定義を満たせば主
星(primary)を惑星と呼び、伴星(secondary)が惑星の条件を満たし、軌道周期
の殆どにおいて多重系の重心が主星の外側にあれば、これもまた惑星と呼ぶ。
これらの条件を満たさなければ衛星と呼ぶ。


andromedayaki at 23:36│Comments(0)宇宙・天文・気象・自然科学 

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